道仁会系組員の時任浩季が女子大生を脅して消費者金融に金を借りさせた後に奪ったとして逮捕。

公開日: : ヤクザ・マフィア

女子大学生を「たたくぞ、親にばらすぞ」などと脅し、通帳と免許証、顔写真を使って大学生名義で消費者金融に登録し60万円を引き出したとして、福岡県久留米市の暴力団組員の26歳の男が29日、逮捕されました。

 

強要と窃盗の疑いで逮捕されたのは、久留米市の道仁会系組員の時任浩季容疑者(26)です。

 

時任容疑者はことし4月、久留米市内の飲食店と駐車場で、市内に住む20代の女子大学生に「通帳と免許証見せて。顔の写真撮って」と要求し、「見せんとたたくぞ。親にばらすぞ」などと脅し、通帳と運転免許証を提示させ、顔写真を自撮りさせた疑いです。

 

そして、消費者金融から電話がかかってきた際に大学生の胸ぐらをつかみ「とにかく、そうですって言え」と要求し、本人確認の電話に応じさせた疑いです。

 

さらに、福岡県筑紫野市のコンビニのATMで、大学生名義で登録した消費者金融のアプリを使って60万円を引き出した疑いも持たれています。

 

警察の調べに対し「すべて間違いありません」と容疑を認めているということです。

 

警察によりますと、2人はことし1月、SNSを通じて知り合い、事件当日は初対面でした。

 

午後1時すぎから1時間余り、久留米市内の飲食店で一緒に食事をした後、要求を断ると急に態度が変わったということです。

 

消費者金融からの請求を受け大学生が家族に相談し、警察は防犯カメラの捜査などから容疑が固まったとして逮捕したものです。

 

今後、動機や金の流れを捜査するとともに、組織の関与の有無や余罪の有無についても調べることにしています。

 

(FBS福岡)




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