人材育成会社社長の唐沢誠章被告と太陽光発電システム販売会社「日本電機サービス」の実質的経営者だった前山亜杜武が雇用調整助成金4700万円を騙し取ったとして起訴。
公開日:
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最終更新日:2023/11/26
特殊詐欺
国の助成金をだまし取ったとして、東京地検特捜部は17日、詐欺罪で、住宅設備販売会社「日本スマートハウジング」(旧日本電機サービス、東京都港区)の実質的経営者の前山亜杜武(あとむ)(52)と人材育成会社代表、唐沢誠章(まさあき)(42)の両容疑者を起訴した。
共犯として逮捕された日本スマートハウジング元監査役の女性(45)については、特捜部は処分保留で釈放した。
同社をめぐっては法人税を脱税した疑いもあり、東京国税局とともに捜査を続けている。
起訴状などによると、前山被告らは、社員の教育訓練をした場合などに支給される国の中小企業緊急雇用安定助成金の制度を悪用。
平成23年12月~24年11月、同社の前身、旧日本電機サービスの平均売上高が5%以上を減少したように偽装した申請書を提出し、助成金計約4700万円を不正に受給したとしている。
(産経新聞)
経営難の中小企業向けの国の雇用調整助成金をだましとったなどとして、詐欺と法人税法違反幇助(ほうじょ)の罪に問われた人材育成会社社長の唐沢誠章被告(42)=東京都港区=の初公判が27日、東京地裁であった。
唐沢被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
起訴状によると、唐沢被告は太陽光発電システム販売会社「日本電機サービス」(現日本スマートハウジング)の実質経営者だった前山亜杜武(あとむ)被告(52)=詐欺罪などで公判中=と共謀し、2011~13年、「中小企業緊急雇用安定助成金」(当時)の受給要件を満たしていないのに、東京労働局に虚偽の申請をして、7回にわたり計約4700万円をだまし取ったなどとされる。
住宅設備販売会社「日本スマートハウジング」(旧日本電機サービス、東京都港区)の実質的経営者の前山亜杜武(あとむ)(52)
人材育成会社社長の唐沢誠章被告(42)
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