稲川会六代目木暮一家総長の中野義之（大野義彦）ら３人が労働者の派遣が禁止されている土木業務に従業員を派遣したとして逮捕。
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最終更新日：2023/10/11
ヤクザ・マフィア
北海道警札幌東署は、労働者の派遣が禁止されている土木業務に従業員を派遣したとして、稲川会系総長らを労働者派遣法違反の疑いで逮捕・送検した。
逮捕・送検されたのは稲川会直参六代目木暮一家総長の中野義之こと大野義彦容疑者（53）ら３人。
３人は一昨年５月から先月にかけて、経営する札幌市東区の土木工事会社の従業員を他の会社に派遣し、トンネル工事などの現場で違法に働かせた疑い。
３人の認否は明らかにしていない。
３人は従業員の給与のおよそ４割をピンハネしていた。
（暴力団ニュース）
中野義之こと大野義彦容疑者（53）
六代目木暮一家は北海道札幌市中央区南9条西13-2-6 稲伸ビル伸和商事に本部を置く暴力団で、稲川会の二次団体。
明治初期、本州より北海道に流れてきた木暮留吉を祖とする。
古くから興行を生業とし、全道の興行権を持つまでとなり、北海道的屋界の重鎮。
一時は北海道木暮連合会を名乗っていたが、縁あり稲川会横須賀一家に加入した。
三代目・水野維佐夫は、時代の流れとともに興行が廃れ的屋組織の行う興行に対する風当たりが強くなった後も、木暮を「キグレ」と読みを変えて日本三大サーカスであるキグレサーカスを運営していた。
後に稲川会直参に昇格。
2016年、中野義之が六代目を継承。
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