山口組良知組事務所が撤退・完全排除。住民側と和解(静岡朝日放送)
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最終更新日:2023/05/16
ヤクザ・マフィア
2021年まで静岡県富士宮市北山地区に事務所を構えていた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「良知二代目政竜会(現・二代目良知組)」をめぐり、住民側原告団は良知組への間接強制を解く代わりに、今後は北山地区に組事務所を構えないことや、約束が守られない場合、1000万円規模の違約金を払うことなどで合意し和解した。
「良知二代目政竜会」は2021年8月に「二代目良知組」に名称変更していた。
富士宮市北山地区では、静岡県警と地元住民や静岡県暴力追放運動推進センターが一体となって、暴力団排除活動を展開し、静岡地裁が事務所の使用禁止の仮処分や、違反した場合は1日につき100万円の制裁金を支払うよう命じる間接強制を認めていた。
県警は、組事務所だった建物が防犯カメラや電話機が取り外されたほか、良知組組員の出入りも無く組事務所として使用されていないことを確認。
北山地区への本格的な移転の動きから約2年で完全排除に至った。
(暴力団ニュース)
静岡県暴力追放運動推進センターは、およそ2年前から富士宮市北山に構えられていた暴力団事務所が完全撤退したと発表しました。
撤退したのは指定暴力団六代目山口組良知二代目政竜会の事務所です。暴追センターによりますと良知組は2019年に拠点を吉田町から東京に移したほか、富士宮市北山の一般住宅に事務所を構えていました。
周辺住民が撤退を求め静岡地裁は良知組に建物を事務所として使用した場合、1日100万円の制裁金を支払うよう命じていました。
こうしたことを受け良知組は去年11月に撤退を発表。1月24日に県警が事務所の立ち入り調査をしたところ、建物の防犯カメラや電話機が取り外されていたほか、組員の出入りがないことを確認したということです。
また住民らと良知組の間で今後、北山地区に事務所を構えないことを約束したほか、仮に約束を破った場合1000万円程度の違約金を支払うことで合意したということです。
(静岡朝日放送)
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