2年前に行方不明になっていた愛知県一宮市の女性は暴力団関係者ら5人が殺害か(週刊新潮)

公開日: : 最終更新日:2023/06/08 ヤクザ・マフィア, ヤンキー・半グレ

5月9日、秋田県秋田市の雑木林の中で、コンクリート詰めで埋められていた変死体が警視庁の捜索で発見された。

 

遺体は2021年6月から行方不明になっていた女性(当時48)と見られ、警視庁は死体遺棄事件として近く関与した男女数人を立件する方針だ。

 

女性の息子は女性の失踪後に人気YouTuberの番組に生出演し、「母を探しています」と情報提供を呼びかけていた。

 

警視庁は女性が風俗店で勤務していた際に何らかのトラブルに巻き込まれたとみている。

 

警視庁捜査一課が捜索を始めたのは5月8日午前9時のことだった。

 

「この土地に遺体が埋められているとの有力情報をもとに捜索は始まりました。当初は午前中には出てくるだろうと楽観視していたのですが、初日は発見できずに翌日も継続。二日目もなかなか出てこずに、三日目に持ち越しかと思われていた午後6時半過ぎにようやく掘り出されたのです」(警視庁担当記者)

 

警視庁は、この土地の所有者である埼玉県在住の30代女性を含む5人が死体遺棄に関与していると見ている。

 

「その女性の夫で、別件で逮捕され現在服役中の暴力団関係者が中心人物とみられています。当初、コンクリート詰めにされた遺体は埼玉県内に運ばれたが、犯行グループは異臭を気にして、秋田の土地に遺体を移した。

 

秋田の土地が買われたのは女性が失踪してから半年後のことで、埋める目的での購入だった可能性があります」(同)  

 

遺体になって見つかったとみられる女性は、愛知県で母親と二人で暮らしていた。

 

2021年6月、周囲に「仕事とライブを観にいく」と言って単身上京。

 

7月2日に東京に在住していた20代の息子と会う約束をしていたが、当日を過ぎても連絡が取れなかったため、息子が小金井署に捜索願を出していた。

 

「ただ、息子は警察が親身になって動いてくれていないと不満を募らせた。そして、7月28日にTwitterアカウントを開設して、広く情報提供を呼びかけ始めたのです」(同) 〈母(実際は実名)を捜索しています〉というアカウントのプロフィール欄には、女性の顔写真もアップされており、誕生日や身長などの特徴のほか、〈事件の可能性高〉との記述もあった。

 

最初の投稿は下記の内容だった。

 

〈母が失踪しました。先月6月27日にJR三鷹駅近くのリッチモンドホテルを10:58にチェックアウトしたまでは分かっていますがその後行方不明になり既に1カ月経過しています。

 

小金井警察へ捜索願を第59号で提出していますが警察の対応に疑問を持ち自身で情報提供を募ります〉(21年7月28日)  

 

女性は6月26日に吉祥寺で好きだったバンドのライブを鑑賞。

 

同日、三鷹駅前のビジネスホテルに宿泊して以降の足取りは分かっていなかった。

 

息子はTwitterで呼びかけるばかりでなく、女性が宿泊したホテルに直接出向き、ライブ後に女性と酒を飲んだ人物も割り出した。

 

チラシも作成し、勤務先として聞いていた大宮で聞き込みも敢行。

 

だが、行方不明になってから2カ月が経過しても、一向に有力情報がつかめなかった。

 

その最中、母への思いをこう綴っていた。

 

〈自宅にいると母との思い出が巡るばかりで…些細な喧嘩から馬鹿なおふざけ、一緒にライブに行ったり、お酒を飲んだり、朝までカラオケしたり、映画を観たり。

 

父親が居ない分私が頑張る。

 

あんたが居ればそれでいいと。

 

いつも母であり父であり友人でいてくれました。

 

早く見付けてやりたいです…〉(21年8月7日)

 

そして、息子は“最後の賭け”に打って出た。

 

9月10日、暴露系YouTuberとして知られるコレコレ氏の番組に生出演し、視聴者に情報提供を呼びかけたのである。

 

〈視聴者の力を貸してほしい…東京のライブ参加直後、行方不明となった母を探して欲しい息子から相談〉と題された動画はこれまでに168万回再生されている。

 

「本当は生きていて欲しいのですが、亡くなっているのではないかと思っているんです。体はせめて見つけてあげたいと思っているんですが……」

 

こう生配信中に思いを語った息子に対して、コレコレ氏が「本当に息子なのか。証拠を見せて」と問い詰める場面もあった。

 

息子は真実だと証明するため、母親と一緒に写った写真を送り虚言ではないと説明。

 

そうして必死に情報提供を呼びかけ続けていると、配信がスタートして1時間くらい経過したタイミングで「女性の知人」と名乗る人物から有力情報がもたらされた。

 

それは女性が、鶯谷と大宮に拠点がある風俗店で勤務していたという情報だった。

 

息子は母親から仕事で上京するとは聞いていたが、どのような仕事かまでは聞かされていなかったのである。

 

番組を視聴していた女性の知人は、コレコレ氏に女性の顔写真が載った風俗店の「出勤表」や「写メ日記」を送信。

 

番組中にそれを確認した息子は「これは本人に見えますね」と母だと認めた。

 

番組ではそれ以上の有力情報は得られなかったが、息子は「警察にも報告します」と手掛かりができたことを喜んでいた。

 

翌日、母の”秘密”を知った心境についてはTwitterでこう明かしていた。

 

〈母子家庭の大変さは良く知っています。母も必死だったんだと。咎めるつもりも軽蔑する気もありません。寧ろ良くここまで頑張ったと。育ててくれて感謝しかありません〉(21年9月11日)

 

だが、その後も女性は行方不明のままだった。

 

息子のTwitterは、21年11月28日以降更新されていないが、最後の投稿でこう綴っていた。

 

〈辛いことですがいずれ気持ちの整理がついたら母の為にもこのアカウントを削除しようと思います〉

 

〈自分は最後まで大切に守っていく事が出来ませんでしたがどうか皆様は大切に思う家族がいるなら今一度向き合って大事にして下さい〉  

 

連休中に息子に取材を申し込んだが返答はなかった。

 

関係者によれば、警察の初動対応に今も不満を漏らしているという。

 

いったい女性はどのようなトラブルに巻き込まれたのか。

 

捜査の行方を見守りたい。

 

(週刊新潮)

 

息子が手書きで作成した母の情報提供を求める写真入りチラシ

 

 

 

犯人は元稲川会組員の井上大輔と元妻の土岐菜夏ら5人でした。

 

 

飯田翔(29)と菅原和宏(44)と下田陸朗(26)

 

 

 

 

この暴力団関係者5人は酷すぎますね。

 

暴力団関係者たちが女性を殺した事件としては桶川ストーカー殺人事件を思い出しました。

 

桶川ストーカー殺人事件も家族が必死に警察に訴えていたにも関わらず、警察がまったく動かなかった事件でした。

 

またしても埼玉の暴力団たちによってこのような事件が引き起こされてしまいました。




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