山口組五菱会の闇金事件で新たに横浜市西区のオペラ歌手の伊藤輝代子を逮捕。
山口組五菱会が運営していた闇金グループの元メンバーの男ら4人が逮捕された事件で、超高金利で闇金を営んだとして、警視庁生活経済課は11日、貸金業法違反(無登録営業)などの疑いで、横浜市西区中央の無職の伊藤輝代子容疑者(51)を再逮捕しました。
捜査関係者への取材で分かった。 伊藤容疑者は5月、元メンバーの男の闇金グループで金の運び屋をしたとして、同法違反容疑などで逮捕されたが、自身でもヤミ金業を行い、平成30年からの約5年間で、延べ約750人に約2千万円を貸し付け、約1800万円の利息を得ていたとみられています。
伊藤容疑者は本人のものとみられるブログによると、音楽大学を卒業後、オペラ公演などを開催していました。
捜査関係者によると、こうした事業に失敗して負債を抱え、10年ほど前から五菱会の流れをくむとみられる闇金グループで金を借りていました。
返済が滞ると、グループの上位に位置し、顧客情報を管理する「センター」から指示を受け、現金の運び屋や、犯行に使う携帯電話などを調達する道具屋を担当していました。
さらに、センターから多重債務者名簿を入手し、ヤミ金の営業をかけていたとみられています。
再逮捕容疑は令和3年8月~4年10月ごろ、40代の男性ら2人に無登録で計約50万円を貸し付け、法定利息の約13~98倍となる約88万円の利息を他人名義の口座に入金させたとしています。
五菱会が運営するヤミ金グループは平成15年に大規模な摘発を受けたが、同課は当時の流れをくむセンターが現在も複数存在し、多重債務者を取り込んで稼働させながら、組織的にヤミ金業を行っているとみて調べています。
(参考:産経新聞・日本テレビ)
伊藤輝代子容疑者(51)
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