大阪地検特捜部に逮捕された元大阪府議の弁護士の小川真澄が暴力団系の闇金から金を借り負債7億円を抱えていた。
商業ビルの売買をめぐる約2億5000万円の脱税事件で、所得税法違反などの容疑で大阪地検特捜部に逮捕された元大阪府議の弁護士の小川真澄容疑者(64)が、脱税した平成18年当時、年利60%の暴力団系金融業者から金を借り、負債約7億円を抱えていたことが11日、分かった。
不動産取引などにのめり込み、借金総額が約150億円に膨らんだ時期もあったという。
借金返済に追われていたことが脱税につながったとみて、特捜部は経緯や動機などを追及している。
関係者によると、小川容疑者は府議3期目の平成8年、衆院選に自民公認で出馬したが落選、数億円の借金を抱えた。
その後、借金を返すために弁護士業務の傍ら、不動産取引業や不良債権を回収して取り立てる業務に携わった。
その資金として借金を重ね、利息返済のために新たな借金を繰り返すという自転車操業で、借金総額が約150億円に上ったこともあった。
暴力団系金融業者の取り立ての厳しさから警察にも相談していたが、今回の脱税容疑の舞台となった日本料理店「多幸梅」本社ビル(大阪市)の転売で得た報酬約7億円の一部を暴力団系金融業者への返済に回し、顧客から預かった金を一時流用するなどして返済していたという。
小川容疑者はフィリピン逃亡中、知人への電話で「借金はなんとかなる。所得税法違反なら刑務所で2年ぐらい我慢すればいい。やり直せる」と話していたという。
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