工藤会理事長補佐の緒方哲徳が不正なFX取引を行い5000万円以上の報酬を得ていたとして逮捕。
公開日:
:
ヤクザ・マフィア
工藤会の48歳の幹部が、投資運用業の登録を受けずに14人の顧客と契約を結んで、外貨を売買する「FX」の取り引きをしたとして金融商品取引法違反の疑いで逮捕されました。
ほかにも取り引きを繰り返して5000万円以上の報酬などを得ていたとみられ、警察は工藤会の資金源になっていた可能性もあるとみて詳しく調べています。
逮捕されたのは、工藤会の幹部で別の事件で服役中の緒方哲徳容疑者(48)です。
警察によりますと4人の共犯者とともに、平成30年からおととしにかけて投資運用業の登録を受けずに、14人の顧客と投資を一任する契約を結び、外貨を売買する「FX」の取り引きをしたとして金融商品取引法違反の疑いが持たれています。
共犯者4人はすでに有罪判決を受けていて、その捜査の過程で、幹部が顧客の勧誘や口座の管理などを指示していた疑いがあることがわかったということです。
警察によりますと、ほかにも300件近い契約が結ばれ、取り引きに伴う報酬など少なくともおよそ5600万円が幹部のもとに渡っていたとみられるということです。
また、共犯者4人は離合集散を繰り返しながら犯罪行為に及ぶ、いわゆる「匿名・流動型犯罪グループ」にあたるということで、警察は、暴力団対策法の規制が及ばないこうしたグループの犯罪収益が工藤会の資金源になっている可能性もあるとみて詳しく調べています。
警察は、幹部の認否を明らかにしていません。
(NHKニュース)
関連記事
-
-
神戸山口組組員の八木隆宏と河口慎二ら4人が川口市のアパートを特殊詐欺の拠点としていたとして逮捕(日本テレビ)
警視庁は24日、特殊詐欺グループのアジトとみられる埼玉県川口市のアパートの一室に突入し、特定抗争指定
-
-
山口組弘道会竹内組本部長の西郷正樹と高橋澪依が都内の高齢男性から300万円を騙し取ったとして逮捕
医者と息子を装い、高齢の男性に電話をかけ、現金あわせて300万円をだまし取ったとして、特殊詐欺の受け
-
-
江東区に住む姉ヶ崎会幹部が緊急小口資金を申し込んだとして逮捕(TBS)
新型コロナの影響で収入が減少した世帯への貸付金をだまし取ったとして、暴力団幹部の男が逮捕されました。
-
-
彫り師の竹森久詞と山口組大同会組員の松岡裕次ら5人が野球賭博を行ったとして逮捕。
プロ野球公式戦の勝敗を予想する賭博をしたとして、郡家署は14日、鳥取市面影1、入れ墨彫り師の竹森久詞
-
-
大阪市阿倍野区松崎町2丁目の路上で山口組弘道会野内組権太会組員が警察車両から証拠品を強奪したとして指名手配。
大阪市阿倍野区松崎町2丁目の路上で山口組系弘道会系野内組傘下の権太会組員が警察車両から証拠品を強奪し
-
-
植木裕大と佐藤優輝ら3人が神田駅近くで男性のズボンから財布を盗んだとして逮捕。
飲食店などの客引きをする「キャッチ」の男3人が勧誘中の客を囲んで財布を盗んだ疑いで逮捕された。
-
-
北海道苫小牧署が稲川会小林組に代紋を隠すように指示
北海道警苫小牧署は10日午前10時ごろ、北海道苫小牧市で、暴力団事務所の窓に貼られている「紋章」など
-
-
全国に指名手配していた山健組初代一勢会会長の勢昇を逮捕
2007年5月、神戸市中央区の路上で山口組山健組舎弟頭補佐多三郎一家総長の後藤一男さん(65)=愛知
-
-
元巨人の選手と山口組倉本組組員ら6人による7100万円相当の窃盗事件で倉本組の事務所を家宅捜索(関西テレビ)
和歌山県で現金など7000万円相当が盗まれた事件で、プロ野球「巨人」の元選手と逮捕された暴力団の男の
-
-
ATMから18億円を不正に引き出した事件の指示役のトップJの井上勇(実話ナックルズ)
「偽造カードに書き込まれていたのは、南アフリカにあるスタンダード銀行の顧客口座の情報だった。