ベトナムのハノイを拠点にした特殊詐欺グループの井上正智と田中巨亘ら6人を逮捕。
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最終更新日:2023/10/13
特殊詐欺
ベトナム・ハノイを拠点に特殊詐欺の電話をかけて現金をだまし取ったとして大阪府警は11日、窃盗の疑いで、20~50代の「かけ子」の男6人を再逮捕したと発表した。
府警によると、ベトナムを拠点とする特殊詐欺グループの摘発は全国で初めて。
再逮捕されたのは、住所不定、無職の井上正智(52)、大阪市西成区長橋の無職の田中巨亘(きよのぶ)(56)両容疑者ら6人。
井上容疑者が統括役とみられる。
5人は容疑を認め、1人は黙秘している。
府警によると、8月2日、情報提供によりベトナムの警察当局が、ハノイの6階建てビル内のグループの拠点を摘発。
拠点からは東京や大阪、愛知など12都府県に住む約13万人分の個人情報が記載された名簿や、特殊詐欺電話の応答マニュアルが見つかった。
逮捕容疑は共謀し、7月25日、銀行協会職員などを名乗り、横浜市の70代女性宅に「キャッシュカードを作り直す必要がある」と噓の電話をかけ、キャッシュカード3枚を盗み、267万円を引き出したとしている。
6人は同様の手口で大阪府内の女性から現金を盗もうとしたとして、窃盗未遂の疑いで逮捕されていた。
(産経新聞)
井上正智(52)
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