沖縄県内在住の特殊詐欺の被害者2人が旭琉会の花城松一会長代行に対して損害賠償を求めた訴訟で被害者に317万円の支払い命令(暴力団ニュース)
公開日:
:
最終更新日:2023/09/15
ヤクザ・マフィア
那覇地裁(山口和宏裁判長)は9日、指定暴力団・旭琉会系「三代目富永一家」組員が関与する特殊詐欺グループに現金をだまし取られたとして、県内在住の被害者2人が旭琉会の花城松一会長代行に計1034万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、花城会長代行に対し、被害者に317万円を支払うよう命じた。
花城会長代行に暴力団対策法上の「使用者責任」を認めた。
特殊詐欺事件について、指定暴力団トップの使用者責任が認定されるのは県内初。
弁護団は「暴力団の資金源になっている特殊詐欺の抑止につながれば」と強調した。
判決によると被害者2人は2017年6月、警察官や金融庁職員に成り済ました「かけ子」の男からの電話を受け、「受け子」の男にキャッシュカードをだまし取られた。
富永一家組員が、かけ子や受け子を指示して、被害者からカードの暗証番号を聞き、現金自動預払機(ATM)から計262万円を引き出させたという。
山口裁判長は、犯行について「原告らの不安な心理状態を利用した卑劣かつ狡猾なものといえる」と指摘。
組員が所属する三代目富永一家の事実上のトップである花城氏について、被害者2人に対して暴対法上の「損害賠償義務を負う」と判示した。
(暴力団ニュース)
関連記事
-
-
住吉会系組長の松本一夫が川口市芝新町のスナック「ミルキー」で客の女性と長男を暴行して30万円を脅し取ったとして逮捕。
埼玉県警蕨署は25日、傷害と恐喝の疑いで、蕨市塚越の住吉会系組長の松本一夫容疑者(62)ら5人を逮捕
-
-
佐賀市大財のキャバクラ「エクセレントスペースディーバ」を摘発。経営者の道仁会専務理事前田一家若頭補佐の秀島竜二ら7人を逮捕。
佐賀市の繁華街で、従業員の接待を伴う飲食店を無許可で営業していたとして、暴力団幹部ら7人が風営法違反
-
-
「頂き女子りりちゃん」と呼ばれる女が男性から4000万円を騙し取っていた事件で、4000万円をホストクラブで使わせていたとして歌舞伎町のホスト「狼谷歩」こと田中裕志とホストクラブ「latte」の店長の橋本一喜を逮捕。
「頂き女子りりちゃん」と呼ばれる女が男性から現金約4000万円をだまし取った事件で、詐欺で得た金と知
-
-
川崎区大島で稲川会山川一家若頭補佐大井司組長と奥さんが銃撃される。住吉会幸平一家幸和会組長の土屋和雄や絆会若頭補佐の鈴木頼一ら5人を逮捕。
2019年1月17日、川崎区大島の路上で稲川会山川一家若頭補佐の大井組組長の大井司さんと大井司組長の
-
-
通信会社「AKコミュニケーション」(東京都中央区)の代表の今井友裕が特殊詐欺グループにIP電話回線を提供していたとして逮捕。被害額は16億円以上(毎日新聞)
特殊詐欺グループにIP電話回線を提供したとして、埼玉県警は電気通信会社「AKコミュニケーション」(東
-
-
工藤会系組幹部の瀧口直斗と自営業の世取慶太が損害保険会社から141万円を騙し取ったとして逮捕。
自動車の盗難保険を悪用し保険金をだまし取ったとして県警は4日、直方市下境、工藤会系組幹部の瀧口直斗被
-
-
三崎優太さんが日刊ゲンダイに全面的に敗訴。三崎優太さんが裁判所に反社会的勢力だと認定される。
三崎優太さんが日刊ゲンダイに全面的に敗訴しました。 三崎優太さんが裁判所に
-
-
住吉会系沼澤会のヤクザ2名が立ち小便を注意されてワインボトルでカタギの男性2名の頭を殴る。
路上で男性2人をワインボトルで殴るなどしてけがをさせた疑いで、暴力団幹部の男ら2人が逮捕された。
-
-
蒲田駅で常習的に客引きやぼったくりを繰り返していたベストグループのキャバクラ3店舗を摘発。
東京・蒲田で許可を受けずにキャバクラを経営したなどとして、警視庁暴力団対策課は22日までに、風営法違
-
-
テキヤ系暴力団も博徒系暴力団と同じく危険です。
テキヤ系暴力団はお祭りなどでたこ焼きやお好み焼き、金魚すくい、くじ引きなどの屋台を出していて、人々に