銀座の強盗事件の実行犯は闇バイトではなかった(フライデー)
「逮捕された19歳のAは、地元の横浜では有名な不良だよ。暴走族の元総長として知られていて、後輩を子分みたいにしてしょっちゅう連れ歩いていた」(19歳容疑者の地元の知人)
東京・銀座の高級腕時計店を襲い、世間を震撼させた強盗事件は、どうやらテレビなどで盛んに報じられていた「闇バイト」ではなかったようだ。
事件当日の5月8日、いずれも横浜市在住の19歳のAとB、18歳C、16歳Dの少年4人が逮捕されたが、彼らは面識があった可能性が高いという。
前出の容疑者知人が続ける。
「事件を起こす前から、Aには後輩を使って犯罪行為をしているという噂があった。
奴らは隠語で『S』と呼んでいたけど、おそらく特殊詐欺のこと。
オレオレ詐欺の出し子でもやっていたんじゃないかな。Aの手伝いをしたくなくて周囲に悩みを相談している後輩もいたけど、『逃げたら家族や彼女を殺す』と脅されて断れなかったらしい。
だから地元の仲間内では、今回の事件もAが集めたメンバーに強盗をやらせたと言われているよ」 気になるのは、少年たちの背後にいる存在だ。
「黒幕は、半グレや複数の暴力団のメンバーらで構成された犯罪グループと言われている。
このグループの特徴は、SNSではなく地縁で実行犯を探すこと。
トップの下に実行犯を集めるリクルーターや指示役がいて、少年たちは4次下請けくらいの存在と見られている。
今後の捜査次第では、芋づる式に逮捕者が出る可能性はある」(警視庁捜査関係者)
少年たちは港区内の建物へ侵入した疑いで逮捕されているが、今後は強盗容疑で再逮捕される見込みだ。
刑事事件に詳しい土肥衆弁護士が語る。
「16歳の少年は保護観察処分か少年院送致となる可能性が高い。
’22年の少年法改正により、18歳と19歳の少年は『特定少年』とされ、強盗のような重大事件では成人と同様に刑事手続きを受けることになります。
強盗罪の刑罰は懲役5年以上。強盗致傷罪であれば無期または6年以上の懲役となります」
仕出かした罪の代償は大きい。
『FRIDAY』2023年6月2日号より
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