4・4・4制が今の子どもたちの現状を見るとベスト

公開日: : 教育, 社会

東京都が「4・4・4制」の小中高一貫校2017年度設置へ、検討委が中間まとめ報告

 

いろいろな人の日記を見ると4・4・4・制が特殊なもので、逃げ場がないなどという意見が多く書かれていますが、教育界では長年6・3・3制が今の時代にはなじんでいないということがずっと言われてきました。

 

まず俺がいた小学校を見ても、小学校1、2年と小学校5、6年では同じ小学生と言えどぜんぜん違います。

 

小学校5、6年になると思春期の入口にさしかかり、徒党を組んだり、性への目覚めがあったり、反抗期がきたりする時期です。

 

発達段階から見ても、5、6年というのは、小学生というよりもむしろ中学生に近いところがあります。

 

そのため以前から5年から中2までをひとまとまりと考えた方が発達段階からも妥当ではないかという意見が多く聞かれるようになったのです。

 

また、中2は時期的にも非行や不登校に走る生徒がもっとも多く出て来る時期でもあります。

 

この年齢の時に、入試を行うことで、非行や不登校に走る生徒を抑制することができるのではないかという期待もあります。

 

俺が現場にいたときは、先生方からも4・4・4制は賛成される先生が多かったように思います。

 

5、6年の高学年を持てる、または持ちたい先生というのは限られてきます。

 

高学年は勉強が難しくなるうえ、反抗期にもさしかかる難しい時期になります。

 

近年は反抗期が中学2年から早期化して小学校5,6年が反抗期のピークだと言われています。

 

そのため学級経営も難しいものになってきます。

 

低学年ばかりを持っている先生に急に高学年を持てといわれてもできない先生もいます。

 

また低学年を持ちたい先生は、低学年から中学年が好きで先生になった人が多いので、中学のような指導が求められる高学年を持ちたいとは思わないのです。

 

また高学年を持ちたい先生にしても、さらに中1、中2と今まで持てなかった生徒も持てるようになるので、喜ばれると思います。

 

現代の児童、生徒の発達段階、および先生方の希望を照らし合せてみても現状の6・3・3制よりも、4・4・4・制の方がベターであることがわかると思います。

 




関連記事

団地団に行ってきました。山内マリコさんや雨宮マミさんはマイルドヤンキーを理解できないんだろうなー

昨日は団地団に行ってきました。   サブカル好きは60年代安保、70年代安保の

記事を読む

no image

介護職員「やめたい」6割「仕事つらい」「賃金安い」(朝日新聞)

全国労働組合総連合(全労連)は22日、特別養護老人ホームなど介護施設で働く人の6割以上が「仕事をやめ

記事を読む

オリーブスパは松浦グループ傘下企業。

オリーブスパは松浦グループ傘下企業です。    

記事を読む

no image

大阪地検特捜部が奈良県御所市議の小松久展を加重収賄で逮捕(毎日新聞)

奈良県御所(ごせ)市が発注した火葬場の建設工事を巡り、特定の業者が受注できるよう便宜を図った見返りに

記事を読む

no image

テレビ朝日の弘中アナとひろゆきが就活生、大学生にアドバイス。

テレビ朝日の弘中アナとひろゆきが就活生、大学生にアドバイスをしていました。  

記事を読む

no image

イギリス政府がコロナ規制を24日に撤廃。インフルエンザと同じ扱いに(日経新聞)

イギリス政府が新型コロナ規制を24日に撤廃。   インフルエンザと同じ扱いにす

記事を読む

no image

ZOZOTOWNが正念場を迎えている。後退局面に入るか?

[スクープ]オンワードがZOZOTOWNから退店へ、条件折り合わず決別 https://tec

記事を読む

no image

キャバクラに来る客はイケメンでコミュニケーション力が高い人が多い

キャバの客って結構コミュ力高い人が多いような気がするなー。   もともとキャバ

記事を読む

大津市役所の福祉子ども部の男性主任(31)が女性に202回も面会を求めるストーカー行為と女性になりすまして悪口を書く行為を行い停職3か月(京都新聞)

同僚の女性職員にストーカー行為などをしたとして、大津市は11日、福祉子ども部の男性主任(31)を停職

記事を読む

no image

「馬の眼」という人はまったくなにもわかっていないバカ。

「馬の眼」という人はまったくなにもわかっていないバカですね。 https://twitter.

記事を読む







  • チャンネル登録はこちら

     

  • 神奈川県で教師をしていました。

    モデルや女優、レースクイーン、アイドルなど芸能界で働く女性、キャバクラや会員制ラウンジ、風俗、AVなど夜の仕事で働く女性、中高生、大学生、保育士、看護師、家出少女、児童養護施設の子どもたち、シングルマザー、ヤンキー、不登校生徒、外国人、帰国子女を中心に女性を幸せにするための国際NGOだいわピュアラブセーフティーネットをやっています。

    7000人以上の女性を幸せにしています。

    国際NGOだいわピュアラブセーフティネットは相談援助活動、心理カウンセリングなど女性のための総合ソーシャルワーク団体です。

    ジャーナリストです。

    24時間365日相談受付中。

    電話相談も受付中です。

    メール=fujio1121@yahoo.co.jp

    ライン=fujio1

    メディア出演・取材協力歴

    NHKスペシャル「女性の貧困」

    NHKクローズアップ現代「子どもはどこへ消えた」

    共同通信「U30のコンパス」

    米TIME誌「女性の貧困について」

    NHKスペシャル「若者失踪3万人」

    講演歴

    日本財団

    全国妊娠SOSネットワークさん

    支援企業

    英投資銀行バークレイズ

  • wpp header='人気記事ランキング' post_type='post,page' limit=50 range='daily' order_by='views' stats_views=0