2002年の山口組山健組太田興業侠友会会長の鶴城丈二射殺事件。
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ヤクザ・マフィア
2002年の山口組山健組太田興業侠友会会長の鶴丈丈二射殺事件。
三代目山健組組長の桑田兼吉は、1997年12月、ボディーガード役の組員に拳銃と実弾を持たせていたとして、銃刀法違反の共謀共同正犯の容疑で逮捕されました。
裁判は一審も二審も「所持について暗黙の意思の連絡があったといえ、実質的には被告が所持させていたといえる」として、共謀共同正犯の成立を認めました。
2003年5月に最高裁もこの判断を妥当として、桑田に懲役7年の実刑判決が確定しました。
桑田は、2005年に引退をしました。
2002年頃、検察は裏金問題で主流派と反主流派に分かれて内紛が起こっていました。
反主流派の大阪高等検察庁公安部長の三井環は報道番組で検察の裏金を暴露しようとしました。
これに対して、主流派の検事が三井を追い落とそうとして、三井がヤクザに接待を受けていた事実を明らかにしようとしていました。
この三井を接待していたヤクザが山口組佐藤組六甲連合会会長の亀谷直人でした。
亀谷は検察から、三井逮捕に協力してくれたら桑田を保釈させると言われていました。
亀谷はこの話を、山健組太田興業侠友会二代目会長の鶴城丈二に持って行きました。
工作費として2億円が必要だったので、山健組は2億円をすぐに用意して亀谷に渡しました。
しかし、桑田の保釈申請は一度目も二度目も却下されました。
山健組内では「いったいどうなってるんだ、保釈が通るはずではなかったのか」という声が上がりました。
山健組執行部は鶴城丈二にどうなってるんだと問い詰めました。
鶴城丈二は亀谷に「なぜ保釈されないんだ!保釈が通るはずではなかったのか!」と問い詰めました。
2002年11月、亀谷は東京駅八重洲冨士屋ホテル前で鶴城丈二を射殺しました。
山健組が用立てた2億円は闇に消えました。
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