日本の若者のニートはわずか2、3パーセント。そのうち病気の者を除くと1、3パーセントしかいない。

公開日: : 最終更新日:2018/01/30 書評, 社会, 若者, 貧困

工藤啓さんと西田亮介さんの無業社会 [ 工藤啓 ]を読み、お2人の講演会に行ってきました。

 

最近、NHKの日本のジレンマでも無業社会 [ 工藤啓 ]が取り上げられるくらい注目されていました。

 

しかし著者2人の考えって実は結構違うんじゃないかと感じました。

 

無業社会 [ 工藤啓 ]の反応は誰もが無業になりうる怖い社会だとか、こんなにも無業社会が深刻な問題になってきてるというような日本社会の無業を憂いでいるような論調が多いです。

 

著者の中でも工藤さんはそういう考えなのだと思います。

 

西田さんはイベントでもおっしゃっていたように、無業というのは15歳から39歳の若者全体の2,3パーセントでしかなく、しかもそのうちの4割は病気です。

 

そうなると無業者は数万人とボリュームとしてはぜんぜん大したことのない数になります。

 

なので西田さんは無業社会というのは人口のボリュームではぜんぜんたいしたことではないと語っています。

 

そうですよね。

 

だって15~39歳の全体のわずか2,3パーセントしかなく、そのうち4割が病気だったら残りは1,3パーセントしか本当の意味での無業はいないわけです。

 

だから日本のマスコミが派遣村の報道や若者のニートが凄い数いるというような報道が頻繁になされるのは、完璧なミスリーディングであるということでした。

 

だから、工藤啓さんや西田亮介さんの「無業社会」の読み方は、あー!普通に生きていれば無業に陥ることは滅多にないんだ!安心だなー!という読み方ですよね。

 

あれを読んで、 日本ってめちゃくちゃ無業になるじゃん!!やばいじゃん!!っていう読み方ではないはずなんです。

 

そのためのデータですよね。

 

求職型無業を合わせると、16人に1人(220万人くらい)で6パーセントになるそうです。

 

非希望型、非求職型の純粋な意味での無業、いわゆるニートと呼ばれる人たちが1,3パーセントしかいないということですよね。

 

マスコミの報道のされ方や世間の認識のされ方だともっとたくさんいるような報道のされ方なので完璧なミスリーディングですよね。

 

ニートは量の上では全然いないわけです。

 

それにさきほどの求職型の無業(ニートではない若者、なぜなら求職しているので)の割合を合わせても6パーセントしかいないです。

 

病気の人を抜くと5パーセントくらいでしょうか。

 

テレビや新聞などマスコミの無業やニートに対しての記事はもっと数いるように錯覚するような作りだと思います。

 

マスコミは無業やニートは数的にはそんなにいないんだということも取り上げた方がいいと思います。

 

過度に無業やニートになることを心配させるような記事や番組ばかりです。

 

あれを見たり読んだりした若者は無業になるんじゃないかと焦ってしまうと思います。

 

そんなに無業やニートになることを心配する必要はないですよ!という番組や記事もどんどん配信していかないといけないと思います。

 

ただ西田亮介さんは、無業は数的には非希望型が2,3パー、求職型を合わせても6パーとたいしたことないけども、数が少ないということは、それだけ肩身が狭い思いをしやすいということをおっしゃられていました。

 

つまりキューバなどのように無業者が多い社会だと、「俺無業になっちゃってさー!」「俺も俺も―!」みたいに軽く話せるけど、日本のように数が少ないとそういうわけにもいかないということですね。

 

確かに周りが働いてる人ばっかの方がなかなか言い出せませんよね。




関連記事

なぜ歌舞伎町や六本木のナンバーワンキャバ嬢は千葉県民なのか?

現在の歌舞伎町アジアンクラブナンバーワンのきよみんさんや六本木美人茶屋ナンバーワンの葉月芽生(はづき

記事を読む

角間惇一郎さんの「風俗嬢の見えない孤立」を読みました。いくつかおかしいところがありました。

風俗嬢の見えない孤立 を読みました。   いくつかそれは違うだろうと思ったこと

記事を読む

no image

日本も近い将来フランスのように風俗やキャバクラに行く客が罰せられる法律ができます!

フランスやスウェーデンなどヨーロッパでは買春者処罰法と言って風俗やキャバクラへ行く客を罰する法律がで

記事を読む

no image

子どもの貧困の原因はお母さんの貧困。お母さんを唯一支援しているのが俺のNPOです。

子どもの貧困って原因はそのお母さんにあるわけですよ。   子ども食堂やフード

記事を読む

no image

自分の容姿にマッチする街にいた方が高く評価してもらえる。

やっぱりその街に合う女性というのがある。   六本木の場合、背が高めの清楚美人

記事を読む

no image

女性支援団体の中野冬美さんにブチ切れられました。。

今日は反貧困ネットワークのやっていた「生活保護でも大学に行きたい」というイベントに行きました。

記事を読む

no image

上京する人へのアドバイス。上京したら埼玉に住もう!

上京する人へのアドバイス 住まいは絶対都内か埼玉にした方がいいです。   神奈

記事を読む

no image

座間事件が現すもの。

座間事件が現しているのは行政やNPOや支援団体がどれだけ充実しても1人の悪のイケメンと美女にはかなわ

記事を読む

no image

女子大生にとっての風俗は男子大学生にとって何にあたるのか?

中村淳彦さんの日本の風俗嬢 を読んでいて、大学生の平均仕送り額が7万円、都内の家賃が7万円なので生活

記事を読む

no image

学校の学級経営における女の子の指導と管理とキャバクラにおける女の子の教育と管理は同じ!良い黒服は良い教師になれる!

教師時代、子どものサイレントメッセージを見逃すな!とよく言われていました。  

記事を読む







  •  

    神奈川県で教師をしていました。

    キャバクラや風俗など夜の仕事で働く女性、ヤンキー、モデル、中高生、家出少女、児童養護施設の子どもたち、シングルマザー、帰国子女を中心に女性を幸せにするためのNPOだいわピュアラブセーフティーネットをやっています。

    東京、大阪、東北、九州など全国の繁華街でアウトリーチを行い女性・男性を支援しています。6000人以上の女性・男性を幸せにしています。

    NPOだいわピュアラブセーフティネットは全国の仕事紹介、関東や関西の不動産紹介、心理カウンセリング、生活保護申請支援、アウトリーチによる少女・少年支援、夜の女性で高卒資格希望者への出張授業、全体構造法、動作法による発達障害の治療など女性・男性のための総合ソーシャルワーク団体です。

    心理カウンセラー、ファイナンシャルプランナー、ソーシャルワーカーです。

    仕事や出稼ぎを探している方、関東や関西の不動産を探している方、美容整形・脱毛の相談、カウンセリング希望などご気軽に連絡ください(^^)

    メール=fujio1121@yahoo.co.jp

    ライン=fujio1

    メディア出演歴

    NHKスペシャル「女性の貧困」取材協力

    NHKクローズアップ現代「子どもはどこへ消えた」取材協力

    東洋経済「女子の貧困」取材協力

    宝島社、井上理津子さん「吉原」取材協力

    東京大学「夜の仕事や芸能、家出少女」取材協力

    読売テレビ「NNNドキュメント家出少女」取材協力

    共同通信「U30のコンパス」取材協力

    デンマークメディアの取材協力

    潮8月号「ひとり親家庭の苦悩」取材協力

    名古屋テレビめ~てれ「JKビジネスとAV強要問題」

    産経新聞「関西の夜の仕事事情」取材協力

    産経新聞「AV強要とJKビジネスについて」

    米TIME誌「女性の貧困について」

    NHK社会番組部高橋さん「引きこもり支援について」

    NHKスペシャル「若者失踪3万人」協力

    支援企業

    英投資銀行バークレイズ

  • 友だち追加数